眠れないんです。
と不眠に悩まれている方は想像以上に多く、他の不調で来られた方でも、あたかもついでのように、眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い、等々、睡眠に対してのお悩みをお持ちの方をよくお見かけします。
質の良い睡眠がその日の疲労を修復し、翌日のコンディションを整えてくれるのは言うまでもありませんね。
そして睡眠ホルモンと言えばメラトニン!なんですが、、
今回はメラトニンのお話じゃなく(;・∀・)
眠りの急所三点についてお話したいと思います。
(長くなり過ぎるのでメラトニンについてはまた今度、、笑)
ズバリ!眠りの急所三点とは!
アキレス腱
頭部
みぞおち
この三つです!
この三点がお互いに影響しあっているので、一点でも不具合があると他の二か所に不具合が連動してしまいます。
また、これらの影響で交感神経ととても関連深い箇所にも緊張が走り、体は一種の興奮状態になり、睡眠モードになかなか入れません。
足が冷えて眠れない(=_=)
こんな経験はありませんか?
足先が冷えることにより、アキレス腱が緊張して、その緊張が頭部やみぞおちに連動した結果、頭がなかなかお休みモードに入れないので、眠れないという仕組みです。
こういう場合は、足湯や湯たんぽをうまく活用して温めたり、靴下の二枚履きやレッグウォーマーなどで保温してベッドに入ると、なんだかホッコリ幸せな気分で入眠できます。
次にみぞおちの緩め方です。
①正座かあぐら、椅子に座っても大丈夫です。
②体の外側から内側へ、手の指先で肋骨をたどります。
胸の真ん中あたりでズボッと指先が入るところを探します。
③そこに指先を斜め上方向へ差し込みます。
④大きく息を吸って
⑤吐きながら、上半身を前に倒していきます。
ズボズボと指先が入っていくのを感じて下さい。
無理矢理めり込まずに、上半身の体重を指先に乗せていく感じです。
最初のうちは痛みを感じたりしますが、硬直が緩みだすと指先に当たる感覚が柔らかく変化していきます。
背中を少し丸めながら、余分な力を抜いてやって下さいね。
頭部について、おうちでのセルフケアとしては、首元に袋に入れた蒸しタオルを当てたりして温めます。脳に巡る血液がポカポカして、これまたホッコリとします。
さいごに、、
睡眠は量ではなく質です。
長く寝れば良いという訳ではなく、短くても質の良い睡眠が取れれば、目覚めはスッキリと気分よく起きることが出来ます。
いずれにしても、夜の睡眠は頑張って寝るものでもなく、夕方以降に高まってくる副交感神経の働きで勝手に眠気がおそってきます。
眠れないという事は自律神経の働きに鈍りがあるということ。
頭や心の滞りを解消することも、快眠には欠かせないポイントですね。