写真を見るといつもどちらかの肩が下がっている。
テレビで見るタレントさん、いつもこっちの肩が下がってるなあ~(-.-)
ご本人にとっては普通の状態で何ら違和感はありませんが、肩の高さが明らかに違う方、周りにいらっしゃいませんか?
私の場合、職業柄、町行く人の肩の位置や歩き方を人間観察してしまいます(;・∀・)
肩の位置は何を意味しているのか?今回はこのお話をさせていただきますね。
まず、整体的に基本、肩の上がり下がりは骨盤に関係していると考えています。
骨盤の詳しいお話についてはこちらから👇
骨盤は左が締まり、右が高い位置にあるのが良好な状態でしたね(^^♪
左の肩が上がっている場合、右の腰が下がり右骨盤が下垂している状態
逆に
右の肩が上がっている場合、左の骨盤が開いています。
肩が下がっている側の骨盤が良くない状態です。
これが、私の整体の基本中の基本ですが、生身の人間の体はこのセオリー通りではない場合も少なくありません。
こういう場合は、最初は左骨盤の開閉異常からスタートし、それが長期化、重症化することで、こういったチグハグな状態になります。
大半の方は、右骨盤、左骨盤のどちらかの異常で様々な症状がでることが多いのですが、上記のチグハグな状態の場合は、左右両方良くない状態で、改善に少々お時間がかかったりします。
骨盤と関係なく肩が上がる場合もあります。
これは腕の使い過ぎが原因で、利き手側の肩が上がります。
職業柄や趣味、スポーツなどが起因していることが多いようです。
では、骨盤と肩の上がり下がりをセルフでケアする方法をお伝えしていきますね。
まずは右の骨盤のセルフケアの方法です。
右の骨盤は下がっている状態が良くありません。この場合、呼吸器や胃腸を壊しやすく、軟便、下痢などの症状が頻発します。
また、頭に考え事をパンパンに詰め込んでいたり、心の中の引っ掛かりがなかなか解消されていなかったりと、精神ストレスにより過緊張の状態が続き、うまく休めていない事が多いです。
そうすると、左の背中が痛い、肩甲骨のあたりの不快感、不眠、食欲不振、免疫低下などにより様々な病気に発展してしまいます。
こういう方は、とにかく左足の薬指をガンガンに引っ張り伸ばします!
指の裏側から、しごくように引っ張って下さい!
指ちぎれる~(;゚Д゚)
と叫ぶ方がいるほど、激痛を感じる方もいらっしゃいます。
ちぎれるほど痛くなくても(;・∀・)
多少の痛みはある箇所です。
左足の薬指は、余分な緊張を緩めてくれる調整点ですので、ストレスを感じたり、頑張り過ぎている方、心の疲労が慢性化しないように日常のルーティンにしてみてくださいね(^^♪
それと右骨盤を元気にする調整点をもう一点ご紹介します。
それが右足の親指の付け根です。
拇指球と呼ばれる箇所の周りを優しくほぐしたり、右片足立ちをして、かかとを上げ下げします。母指球に体重を乗せるようなイメージでやってみてください。
右足の親指の動きが良くなり、力が入るようになってくると、右骨盤も上がり、正常位置に戻ってきます。
ご自分の姿を鏡にうつして、ビフォーアフターで肩の高さの変化を確認してみてくださいね!
「骨盤矯正」と聞くとバキバキと力を込めて、大きなパフォーマンスでやることでガッツリ動くんだ!( `ー´)ノ
と思われる方が多くいらっしゃいます。
そういった手技の先生もたくさんいらっしゃいますし、私自身、バキバキ手技の整体を受けたこともあります。
確かに骨盤動きます!
ですので、バキバキ整体を否定するつもりは一切なく、逆に一つの整体法として大変素晴らしい手技だと思います。
ただ、私のような急所を捉えるような手技もあり、手数は少な目にはなりますが、ピンポイントで調整することができる分、道具や場所、力を必要とせず、家でもできるメリットがあります。
骨盤を触らずに、骨盤と連動している部分から骨盤を調整することができますよ~(^^♪
少々長くなりましたので、左骨盤のセルケアについては次回にご紹介します~
( ^^) _U~~