以前、寝相は健康のバロメーターのお話をしました。
寝ている間に体を動かす事により、自己整体をしているんですね。
起きている間に無意識で行うしぐさについても、同じことが言えます。
はたから見ると、ぶっきらぼうに見えたり、偉そうに見えたり、
あまり印象良くないようなしぐさにも、
心理状態は全く正反対の状態だったりします。
今回はそんなしぐさに隠れた心や体の状態を、お話していきたいと思います。
痛む部分に手を当てる
頭やお腹など、体のどこかが痛む時、さっと手を当てていることはありませんか?
「手当て」をする
不具合のある部分に手を当てることで、血流が集中し、治る力が高まります。
自分の手で治してやるぞー!と意気込んで、
手を当てているわけではなく、
自然に勝手に手がそこにいくんですね。
私の整体は、まさにこの「手当て」が原点です。
気を集める。
治る力を高める。
プロでしか出来ないわけではなく、
皆さんそれぞれが元々お持ちなんです。
手を当てること、
それは私たちが本来持ち合わせている治る力を、高めようとしている治癒反応の一つです。
頭の後ろで手を組む時
長時間のパソコン作業など、集中時間が長く続くと、後ろにのけ反って、頭の後ろで手を組みたくなる時があります。
緊張時間が長く続くと、胸の筋肉が収縮しっぱなしで硬くなり、呼吸が浅くなり、息が詰まった状態になるんですね。
呼吸が浅くなると、頭の後ろも硬くなり、弾力を失います。
当然、思考も行き詰り、
自然と頭の後ろに手を当てたくなる。
胸の緊張を緩めて、呼吸を深め、弾力を取り戻そうと、無意識に自己調整しているんですね。
頭の後ろで手を組む時、
それは気分を切り替えたいとき、
今までの集中を一度中断させ、心を落ち着かせ、リラックスし、再び集中力を取り戻そうとする自己整体です。
あくびが出る時
眠くなるとあくびが出ます。
しかし、緊張したとき、集中したいときもあくびが出ます。
ピリッとした空気感の中で、あくびを出そうものなら、
やる気あるのか(; ・`д・´)!!
気合が足りん(ー_ー)!!
と、
ひんしゅくを買いそうなものですが、
こういった場合に出るあくびは、
首や肩回りの余分な緊張を緩め、
集中力を高めたり、気合を入れなおそうとしている前向きな姿勢なんです。
(退屈になると、でる場合もありますが、、笑)
眠い時はよりリラックスを深めるために、あくびをします。
同じあくびでも、
眠い時と緊張感のある中で出るあくびは、また違った意味合いになりますね。
あくびとは、
そしゃく筋のストレッチ。
それをすることで
首や肩回りが緩み、みぞおちや背中全体も緩んできます。
涙が出るくらいの大きなあくびは、よりストレッチ効果が高まり、伸びが深まりますね。
その他にもまだまだたくさんありますが、
私もそろそろ、のけ反りたくなってきましたので、、笑
頭の後ろに手を当てて、
次回の記事の内容を練りたいと思います。
では、、